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高機能自閉症児くりーむの才能開発

高機能自閉症児くりーむの才能開発

英語のこと1

くりーむが生まれたころ(障害があるなんてこれっぽっちも思っていなかったころ)、英語教育を小さいころから自然に受けさせたい!という思いから、子供用の英語の歌のCDをかけたり、英語で話しかけたりしていました。なんていうと英語に堪能な親御さんみたいでけど、私も夫も英語を学んだのは中学からの6年間、プラス大学受験のための受験用英語専門です。ふたりとも大学では英語を専攻していないので、実際英語を話すようになったのは、夫の仕事で英語を話さざるを得なくなってからです。だからめちゃめちゃジャパニーズイングリッシュ。人間その気になればなんとか通じるものですが、そりゃ流暢な英語に越したことないですよね。

ディズニーの高価な英語教材に心惹かれた時期もあったけど、手を出せず、NHKの幼児向け英語番組やCDに意識して触れさせるようにしていました。

5歳になったころアルクの「スクールバス」というCD-ROMを定期購入し始めたのが英語教育の始まりでしょうか。パソコンを操作できるようになったので、始めたのですが、ゲームののりでできるのでスクールバスは超お気に入りです。あわせて「アルク2000語絵辞典」という子供用英語辞典も買ったので、暇になると自分でCDをつけて、歌ったり踊ったりしています。その甲斐あってか、気がつけばかなりのボキャブラリーに。簡単な英語のやり取りもできるようになりました。日本語よりパターン化しやすいでしょう。くりーむにとっては日本語よりなじみやすかったようです。

「スクールバス」を始めて少したってから、ネイティブの方に英語を習う機会があり、ますます英語教育の環境は充実してきました。アメリカ人の先生に「なぜくりーむはそんなに英語を覚えたんだ?」と不思議がられます。先生の言うことをなかなか聞かなかったり、すぐ泣いたり、年より幼いことをしてしまいがちのくりーむなのに他の子どもたちより英語を理解しているのは「why?」と先生も思ったのでしょう。先生には自閉のことは伝えていなかったので。うまく英語で伝えられるか自信がなかったのです。


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